2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

私は木であり、森であり、風であり、鳥である。生命という存在だ。人である私たち、正しき魂は、すべての宇宙を森羅万象にすることができる。木が酸素を作り私たちを生かすように、私たち一人ひとりも大きな木のようになっていこう。全てのいのちを守るよう…

太陽

魂というのは実は集合体である。聳える山も、雨のしずくも、抱擁する海も、人もねこも、個々のいのちは御魂を分けて生きているのではなく、いのちは私に与えられた、全ての存在のものなのである。魂のことばは身体の奥の方からじわじわと全身に染み渡るよう…

節制

それぞれがそれぞれとして生きること。それが森羅万象のルールである。山には山の、月には月の、風には風の役割がある。それを理解しようと思うのは人だけだ。わかる必要などない。山は聳えていればいいし、月は浮かんでいたらいい、風はそよいでいたらいい…

吊るされた人

そこにはもともと、自然と人の穏やかな営みがあった。搾取もなければ無理強いもない。そこでは人間の都合はあまりにも無意味で、人間もそれを十二分に知っていた。大地は愛され、木はいたわられ、人は守られていた。自然と人が寄り添い助け合い、静かな凪の…

ヴィジョンと夢の違い━ 皆、夢は見るものだと思っているが本当は夢は見せられるものだ。夢魔が入り込んで見せる夢は、そこに引き込まれてゆくような感じがするし、ドラマを見ているみたいにハラハラドキドキする。憧れや期待、不安が混じりあうことで、もう…

隠者

長く生きること、それは才能だと思う。魂が病気にならないということだから、これは本当にすごいことだ。魂を扱う天才だ。長生きのご老人一人一人の手を握って「すごいですね!」と褒めて回りたいし、「ありがとう!」「おめでとう!」と声を大にして伝えた…

月というのは、狂気を呼び覚ますものとして語られることがある。それは月が女性を表していて、アダムとイヴの物語のように、男性を惑わすのはいつだって女性なのだ、という見解からなのかもしれないし、満月の夜には犯罪が増えるとか、動物たちが雄叫びを上…