法王

自然はいつでも、そのまま大きくおなり、と言う。信頼という言葉だけでは決して表すことのできない、あったかくて大きい気持ち。人のまわりにある邪な気持ちさえも包み込み、何も言わないで、何かが目覚めるのを待っている。
それがなんなのか、わかったときにだけ流れ込んでくるものがある。
絶対に大切にしなければならないと強く思う。目のきわにじわじわと涙が溜まっていくだけの言葉にできない触れ合い。
魂として尊重されているという体験である。